ゴルフルールきほんのき OB(アウトオブバウンス)について
『ゴルフルールきほんのき OB(アウトオブバウンス)』では、ゴルフルールの中でももっとも身近な「OB(アウトオブバウンス)」についてわかりやすく解説しています。OBの理解があやふやなままコースに出ている人はいませんか?
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OB-アウトオブバウンス-とは

OB-アウトオブバウンス-とは、白杭や白線で区切られているプレーの許されない区域のことを言います。ボールがこの区域に入ると1打罰が科せられ、前打位置から打ち直しとなります。
OBかなと思ったら暫定球を打ちましょう
気持ちよく振りぬいたはずのティーショットですが、残念ながらOB方向へ飛んでしまいました・・・。こんなふうに、ボールが紛失するかもしれない、OBかもしれないと思ったときは、ボールを探しに出かける前に「暫定球打ちます!」と言って暫定球をプレイすることができます。
◆「暫定球」とは
ボールがアウトオブバウンズかも知れない場合やウォーターハザードの外で紛失したかもしれない場合に暫定的にプレーされるボールのこと
暫定球を打ったあと、1打目のボールが見つかったときは、そのまま続けてプレーしなければなりません。
1打目のボールが5分間探して見つからなかったとき、そのボールは紛失球となり、暫定球がインプレーのボールとなります。このケースではOBの1打罰を加えて、次打は4打目となります。
また、1打目のボールがあると思われる地点から、またはその地点よりもホールに近い地点から暫定球をプレーしたときには1打目のボールは紛失球となり、暫定球がインプレーのボールとなります。この場合も次打は4打目となります。
ボールがOBライン上にあるとき
OBの境界線は杭のコース側を結んだ線をいいます。この線の外側にボールが完全に出ていたらOB。境界線にのっていても、コース内にボールが少しでもかかっていたらセーフ!そのままプレーを続行できます。「OB杭はコースの外側に立っている」と覚えておきましょう。
残念ながらOBの場合は、初めのボールを最後にプレーした場所からプレーします。ティーショットであれば、ティーインググラウンドに戻って次は3打目で打ち直すこととなります。
暫定球は何度も打てる?
暫定球は、何度打っても問題ありません。プレイヤーはボールが紛失あるいはOBになったかもしれないと思えば、いつでも「暫定球宣言」して暫定球をプレーすることができます。ただし、ボールに印をつけるなどして、見つかったときにそれが何球目のボールか確認できるようにしておきましょう。当然のことですが、暫定球をショットの練習がわりに打つことは許されません。